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投資家Xの成り上がり道中記

投資家として生活できるようになるために奮闘する記録

金利と株価の関係

金利とは何か?
金利とは、お金を一定期間の間借りる際に貸し手に対して借り手が支払う費用の1つ。お金を借りる料金を年間の割合(年率)に換算する事で分かりやすくしたものです。

金利と株式相場との関係

金利と株式相場への関係についてですが、一般的には以下の関係があるといわれています。

金利上昇・・・株価下落
金利下落・・・株価上昇

理由は様々ですが以下では代表的な理由を説明していきます。 

他の確定利回り商品との比較で株式投資の相対的なメリット減少理由としてもっとも大きいものです。例えば政策金利が1%から2%に上昇したとします。それに伴い、銀行の定期預金の金利も1%から2%に上昇したとします。対して株式投資におけるインカムゲイン(配当金)は変化なしと仮定します。

金利:1%→2%

配当:変化なし
この場合、相対的な資金配分の観点からいくと、資金の一部をリスクのある株式ではなくて、安全な運用先である定期預金に移そうという行動が行われます。そのため、株の換金売りが発生し株価が下落します。

 

一方で、金利上昇は企業業績に悪影響を与えます。金利が上昇するということは企業が調達している資金の負担が重くなるということを意味します。多額の資金を銀行から借りている企業は利子が1%上昇するだけでも非常に多いなコスト増となる場合があります。
また、金利が上がる事で新規の借入がやりにくくなり、工場や機械などの設備投資が減少するという面も考えられます。

 

個別の企業で言えば、金利上昇は銀行などの資金の貸し手や無借金経営の会社などには有利になり、大規模な設備投資を行う会社、ノンバンクなど銀行から借りた資金を第三者に貸すような商売を行っている企業にとってはマイナスとなります。

 

市場における株式の時価を相場、あるいは、株価と呼んでいます。金利や為替の動きは、株価に大きな影響をあたえています。金利の変化は、マネーサプライに影響をあたえます。
マネーサプライとは、この世の中に出まわっているお金の流通量のことです。経済全体にお金がどの程度流通しているかを見るのに利用されている指標です。金融の役割は、経済活動に応じてマネーサプライを調整するところにあります。
金利が下がると、世の中のカネ回りが良くなり、株価は上がります。金利が下がると、預金や債券の金利が下がるため、預金をする人が減ります。そこから逃げたお金が株式市場に集まるため、株価が上がるのです。
逆に金利が上がると、世の中のカネ回りが悪くなり、株価は下がります。金利が上がると、預金や債券の金利が上がるため、預金をする人が増えます。株式市場から預金や債券へお金が逃げてしまうため、株価が下がるのです。
実際には、金利下降への予想で株価は上昇し、金利上昇への予想で株価は下落します。

 

金利が与える株式市場への影響に、まずは他の投資商品との違いがあります。例えば、株式投資をして得られる利益が年間3%、銀行の定期預金に預ければ金利3%という二つの金融商品があった場合、間違いなく定期預金を選びます。定期預金は元本保証商品であるのに対して株式投資の場合は株価の上下におる価格変動リスクがあり元本保証はありません。この場合、得られる期待収益が同一であればより安全性が高い預金が選ばれます。

 

ここで、さらに、金利が上昇したとして定期預金の金利が6%にまで上昇したとします。すると、多くの投資家は自身が保有する株式を売却して、自分の資産の多くを定期預金に移すでしょう。すると、株式市場においての買い手が不在となり、株価が下落していきます。